治すことより向き合う勇気

気遣いによる対応

産後うつを知っていますか。

産後うつという言葉を聞いたことがありますか。 現代社会で、大きな問題となりつつあります。 子どもがうまれて、幸せの絶頂にいるはずの時期にうつ。 これはどうしてなるのでしょうか。 マタニティブルーと言う言葉は、以前からありますが、原因はほとんど同じで、急激な女性ホルモンの変化により起こると言われています。 原因ははっきりと解明されている訳ではありませんが、出産による急激な変化が、心にも影響するのではないかと言われています。 ただ大きな違いは期間です。 マタニティブルーは、数日から2週間程度で終わりますが、産後うつは出産の2〜3週間前後から1年間、長い人は1〜2年と年単位になり、日常生活が今までのように行えなくなってしまいます。 また食欲が無くなるなどの、身体的な変化も出てきます。

改善策やならないための工夫。

それでは、産後うつになりやすい人とは、どんな人でしょうか。 それは、完璧主義のようながんばりやでまじめな人がなりやすい傾向にあります。 今まで仕事でキャリアを積んできた人も、なりやすいようです。 妻としても母としても女性としても、完璧でなくてはいけない、できていないと私のせいだと責めてしまう、すると気付けば産後うつのような症状になってしまっています。 一人で何もかも抱えこまず、助けてと言える人がいることが大切です。 また、慣れない生活で家事ができていなかったり、赤ちゃんの世話に追われたり、今までの生活が変わってしまうことにより、発症してしまう人もいます。 何もかもしようとせず、赤ちゃんの世話だけできていればいい、今日はご飯を作ることができたら合格、など自分に優しい目標をたてるだけでも、気分が変わってきます。 肩の力を抜いて、がんばりすぎないことが大切です。

頑張りすぎるお母さんにお父さんの優しさビタミン補給を

多くの人が自覚症状あるなしにかかわらず、産後うつの状態になったことがあると言われています。しかしその程度や症状の出方は人によって様々です。1人で頑張ろうとしすぎる人ほど、産後うつにかかりやすいと言われています。お産の後は私たちが考えている以上にお母さんの体は消耗しています。ですから赤ちゃんが生まれて1ヵ月ぐらいはおっぱいをあげるだけで、できるだけお母さんも赤ちゃんが寝た時一緒に寝るのは体にとっては良いのです。しかし核家族が進んでいる今、そのような恵まれた環境にあるお母さんは少ないでしょう。この状況でキーになってくるのはやはりお父さんです。お仕事が忙しいのもわかります。仕事を休みにくいのもわかります。しかしお母さんが傘をうつにならないためにも、ほんの少しで良いですから愚痴を聞いてあげたり、おむつ替えをしてあげたりしてみて下さい。普段奥様が1人でやっていることを少し手伝うだけで産後うつで疲れきった奥様の心や体を想像以上に癒すことができるはずです。