治すことより向き合う勇気

環境による問題

産後うつになりやすい環境

産後うつとはその名の通り産後に発症するうつ病のことで、子育てや家庭環境などでストレスの多い産後の女性が陥りやすい病気です。産後うつの一番の原因は当人のまじめすぎる性格や子育てに関するストレス、プレッシャーですが、実は周りの環境によっても左右されることがあります。 というのも、子育てを自分一人でしなければいけないという環境自体がすでに大きなプレッシャーとなって母親を苦しめていることもあるのです。例えば普段は近くに頼れる家族も友人もいないというケース、さらには唯一の理解者であるはずの夫、つまりは子供の父親の非協力的な態度などによって産後うつの症状を悪化させていくのです。 産後直後の場合、母親への負担はどうしても大きくなります。そこに加えて普段の主婦の仕事、ストレスが重くのしかかってくるのですから苦しくないわけがないのです。

周りの理解と協力について

では、具体的に周りの人間は一体どんなことに気を付けていけばいいのでしょうか。第一は母親にすべての責任を押し付けないという点です。真面目な人であればあるほどそのプレッシャーが新たなストレスとなり日々蓄積されていきます。周りの人間は出来るだけ子育てを一人に負担させることのないような環境を作ってやらなければいけないのです。 例えば休日には息抜きに1人で出かけさせる、もしくは毎日子育ての相談、愚痴を聞いてあげるといったようにどこかでストレスを発散させることが大切になってきます。仕事や生活環境によってはこれが難しいという人もいるかもしれませんが、周りのこうした理解とできる限りの協力が産後うつにならないための直接的な予防となるのです。