治すことより向き合う勇気

産後によるうつ

ご存知ですか、産後のうつ

マタニティーブルーという言葉はよく聞きますが、産後うつという言葉があるのはご存じですか。 妊娠から出産までの間に、女性の体内ではホルモンのバランスが大きく変わり、精神的にも肉体的にもとても不安定になります。特に出産後の体は、ホルモンバランスの変化に加え、お産による体へのダメージがあり、ママの体は休息が必要な状態です。 しかし、生まれてきた赤ちゃんのお世話でゆっくり休むこともままならないものです。また出産を祝って親戚や友人が訪ねて来たり、夫の両親に赤ちゃんをお披露目するなど、普段とは違う気遣いが必要になることもあるものです。実はこういった気遣いも新米ママには負担になることがあります。 せっかく祝ってもらっているのに喜べない自分、可愛いはずの赤ちゃんなのに夜中に泣かれて辛くて仕方がない、そんな気持ちが続いたら、産後うつかもしれません。

産後うつに気付いたら、早めに対策

産後うつは軽いものであれば体が回復し、ホルモンのバランスが戻ることで落ち着いてくることも多いものです。ホルモンのバランスは、通常なら産後2週間程度でもとの状態に戻ってくるので、それまの期間は赤ちゃんのお世話と自分の体調を最優先にしましょう。お付き合いも大切ですが、まずは体を回復させるのが一番です。 なかなかゆっくり休めない環境で、状態がひどくなってしまった、産後一か月を過ぎても気持ちが鬱々とする、というような場合には、一人で抱え込まずに母親や友人に相談しましょう。産後うつを経験している、出産経験のある女性が身近にいれば、新米ママの不安な気持ちを上手にほぐしてくれるでしょう。 地域によっては、保健師が新米ママの悩みや不安を聞くために訪問してくれることもありますので、積極的に相談してみると良いでしょう。

産後うつの症状と原因

産後すぐに情緒不安定や不眠症などになるママさんは全体の30%から50%いらっしゃいます。マタニティーブルーと言われ、その症状も一過性のものです。しかしマタニティーブルーが産後10日たってもよくならず、どんどん悪い方向になってきたら注意が必要です。なぜなら産後うつの可能性が高まるからです。産後うつは軽度から中度程度のうつ症状が見られます。重度になることは滅多にありませんが、入院などが必要になるケースもあります。そのため精神安定剤や睡眠薬、抗うつ剤などを処方されたり、カウンセリングを受けるなどのケアがとても重要です。しかし、もっと必要なのは家族のフォローと理解です。産後うつの原因は訪問バランスによるものが多く、母親に自覚がないとか、心が弱いとかそういう問題ではありません。

治療方法と子供との接し方

夫の助けをママさんは必要としています。深夜の授乳をミルクにして休ませてあげるとか、エステなどに行かせてあげるとか、ちょっとした気遣いで症状はとても安定します。もちろんパパさんも無理は禁物です。また、産後うつを患っている間は子供との接し方に注意が必要です。1,2歳になった時にお母さんの様子がおかしいと感じてしまうと、子供の心の発達に影響を与えてしまいます。虐待につながるということは稀ですが、不安感を与えてしまうことがあります。そのためしっかりとカウンセリングなどを受け、心身ともに健やかであることが重要です。治療を十分に受け、少しでも早く完治できるように家族みんなでママさんと子供をサポートできることが理想です。

やっと生まれてきてくれた命を守るために

あれほど楽しみにしていた赤ちゃんがようやく我が家にやってきてくれた。それなのになぜか妻はあまりうれしそうではないように見える。本当は僕との子供が欲しくなかったのではないか、など今まで考えてもみなかったことが頭をよぎる。奥さんをしっかり見ている優しい旦那さんですね。しかし安心してください。それは旦那さんのお子さんを欲しくなかったからではないでしょう。もしかしたら奥様は産後うつの状態かもしれません。旦那様はいつも仕事で朝早く出かけたり夜遅かったりするのではないですか。そして優しい奥様は疲れている旦那さんにぐちひとつこぼさないのではないでしょうか。奥さんは旦那さんに心配をかけようとがんばりすぎるあまり、赤ちゃんの世話で心も体も疲労しきっているのかもしれません。

罹りやすい性格

産後うつになりやすい人の特徴として、完璧主義的な考えを持っている所が挙げられます。常によい母親となるべく細々としたところまで気を張ってしまうため、それらのプレッシャーがうつ発症の引き金となりやすいのです。

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環境による問題

産後うつに罹りやすい環境として、子育てのしにくい状況である場合があります。理解者もおらず一人で育児を行う女性の中には、孤立感と育児に対するプレッシャーによって精神が張り詰め、うつ症状を引き起こす事があるのです。

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症状の違い

産後うつは、よくマタニティーブルーと間違われやすいですが、最大の違いは症状の長さです。数週間から数ヶ月間うつ症状を患う危険性があるため、心療内科などでカウンセリングを受けるなどの対策を行いましょう。

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